おもしろい!英語の名詞の世界〜単複同形


あなたは、単複同形の名詞についてどのくらい知っていますか?

おはようございます!

大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。

このブログでは、英語の勉強のことやそれ以外のことについても紹介しています。

Follow 西澤めぐ公式ブログ on WordPress.com

さて、今朝は私が名詞のことをいろいろ調べている中で「おもしろいな」と思った話。

英語の名詞の複数形というと、名詞+-s、もしくは-esをつけるのが一般的ですが、

そうならないものもありますよね。

そこで今回は、「名詞の複数形」で「 -s(-es)」 がつかない、「単数形も複数形も同じ」単複同形

の単語について書きます。

単複同形の単語で有名なものが、英語のsheep[ʃíːp]。

ひつじという意味の単語です。

古英語のsheepはscēapで、当時はドイツ語と同じように男性、女性、中性があったんだそう。

scēap(sheep)は、中性名詞だったんですね。

それより以前には複数形を示す語尾がついていたのが、言葉が変化する過程で脱落して

単複同形の形になったんだとか。

とくに長い母音を持つ中性名詞は単複同形になったようですが、

すべてが単複同形になったわけではなく、-s をつけて使うようになったものもあるようです。

(例)word → words など

ではなぜ、sheepの複数形は -s をつけないままだったか?

それは、ひつじが群れをなして生活することが多かったので集合体として見ていたから、

と考えられているそうです。

たくさんいると、よほどのことがない限り最後まで数えようとは思いませんよね?

ひつじがいっぱい!のイメージ図


ちなみに、夜寝る前にひつじを数える時もone sheep、 two sheep、three sheep…

(↑よほどのこと?)

となります。

sheepと同じように単複同形の名詞には 、

deer[díɚ]シカ

fish[fíʃ]魚

などがあります。

魚がいっぱい!のイメージ図

一緒に覚えておきましょう。

まとめ

以上、今朝は単複同形の名詞について書きました。

==============================================================

  • 古英語時代、英語の名詞にもドイツ語と同様に男性・女性・中性があった。
  • sheepは中性名詞だった。
  • 長い母音の中性名詞は単複同形になったものがある。
  • sheepが単複同形になったのは、群れをなして生活していて集合体として見ていたから

==============================================================

ほかにも単語例はないかとかなり探してみたのですが、なかなか見つけられませんでした(^_^;)

古英語の単語についてはこちらでも紹介されています。

古英語基礎150語

集合名詞でもそうでしたが、その名詞をどう扱うのか?は

ひとつひとつにフォーカスするのか?全部まとめて見るのか?

によって変化してきたのかな?という感じがします。

単数扱いか複数扱いかで迷いがち?「集合名詞」まとめ

単複同形の単語は少ないので、この機会にぜひ確認しておいてくださいね!

↑クリックしてYouTubeをフォロー!
↑クリックしてFacebookをフォロー!
↑クリックしてTwitterをフォロー!

↓↓↓前回のライブはこちら↓↓↓

#344 「語源」を使った単語学習が脳には効果的?〜なりきり英語のススメ☆ライブ Vol.40

フェイスブックページ&グループ参加者募集中!

めぐぺ。愛用本はこちら!

<濱崎潤之輔さん公認!>

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

<次回定期ライブ配信予定>

2019年8月21日(水)時間未定

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントはこちらから!