つくって終わりにしない!単語帳のつかい方
単語帳の話はラジオでも話題にしています。
(ラジオは不定期更新です。)
あなたは、自分がつくった単語帳をどのように使っていますか?
おはようございます!
大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。
このブログでは、英語の勉強のことやそれ以外のことについても紹介しています。
Follow 西澤めぐ公式ブログ on WordPress.com先週から、これまでとは少しリズムを変えています。
ここ数年、いつもほぼ決まった段取りで撮影や編集の作業をすることが多かったのですが、
ずっと固定された時間枠で動き続けていると、あたらしいアイデアが出てきづらくなることが
あります。
そこで実践しているのが、いつもは〇〇をしていた時間にべつのことをしてみる、ということ。
変化をのぞむときに必要なのは、人、時間、場所を変えるということだと言われますよね。
人についてはすでに対応済み、場所については現状引っ越すまでにはいたっていない。
で、最後に残ったのが時間。
ということで、過去の時間の使い方とは違う使い方をしよう!と決めました。
いままでとは違うタイムスケジュールで動いてみるということですね。
起床時間を変えるというのもひとつですが、それ以外(動画制作ふくめ)にもテコ入れ中。
正直、不安もありましたが、これからの自分をつくっていくためにも必要な変化の過程
だと思っています。
さて先日、以前からよく読まれている単語帳のつくり方の記事にくわえて新たに
単語帳に書いておきたい項目についての記事を書いていました。
簡単にできる!単語帳の作り方【ノート編】←よく読まれている記事
今回はそうしてつくった単語帳をどう使うか?について考えてみます。
自分でつくった単語帳、どう使う?
単語帳は、つくって終わりではないですよね?
以前に動画の視聴者の方からいただいたコメントの中に、
「単語帳作りは途中で挫折してしまう」
というものがありました。
でも、本当に大変なのはつくったあとかもしれません。
そんなことを言ったら余計に挫折しちゃうよ!と思うかもしれませんが、
いくら時間をかけて必死でつくったとしても、一度も復習せずに終わってしまったら
自己満足でしかありません。
単語帳はつくることがゴールではなく、つくったあとに復習するから意味がある
んです。
中には、よほどおもしろい単語で一発で記憶に残ったというものもあるでしょうが、
(わたしもときどきあります)
すべてを一度で完全におぼえきるというのはムリがありますよね。
結局、確実に記憶に残すためには何度もくり返し復習するしかありません。
では、どう復習するのか?
ということになりますが、あなたは普段何回くらい復習していますか?
1回?2回?それとも3回くらい? or more?
もしくは何回くらいやると確実!という自分なりの目安があったりしますか?
わたしがここ数年つくった単語帳を何回復習したかというと、多いものだと100回かそれ以上は
復習しています。
何回やったかよりも、思い出せるか?がポイント
それが正解、という意味ではありませんが、きちんとおぼえたいと思っていたら自然とそうなった
というのが現状です。
以前はいまのように脳のはたらきについての知識はなかったので、あとから考えてみたら
理にかなっていたという感じ。
まず、わたしがしていたのはつくった単語帳を復習している間も次の単語トレーニングをしながら
あたらしい単語帳をつくり続けるということ。
問題集にかぎらず気になる単語は日々出てくるので、「わ!これなんだ?」となった単語も
単語帳にくわえていました。
そうすると、だんだん復習する単語の数も増えてくるので必然的に最初の方につくった単語帳
の単語を復習するまでの期間がだんだん長くなってきますよね?
たとえば、1の単語帳をつくったあと、1の復習もしつつ、その次の2をつくる。
1〜2の復習をしながら、3をつくる。
1〜3の復習をしながら、4をつくる。
1〜4の復習をしながら、5もつくる、、、
というようなことを延々としていたわけです。
なお、このときつくっていた単語帳はサイズが一番オーソドックスなタイプでスペースもあまり
大きくなかったので、書いていた項目としては、
表:単語(発音やアクセントが気になるものはそちらも)、
裏:一番よく使われる意味とそれ以外のものもスペースが許すかぎり、
という感じでした。
ちなみに、1〜4は順番どおりに復習することもあれば、順番を入れ替えたり、
こっちはするけどこっちはスキップというようなこともしていました。
最終的にナンバーシリーズは1〜11、アルファベットシリーズはA〜I(だったかな?)までつくったのですが、
さすがにかなりの量になってきたときは、ナンバーシリーズから1冊〜2冊、アルファベットシリーズから1冊〜2冊、
をランダムに選んで復習するというようなこともしていました。
決まったものを決まったカタチだけでしていると、段々と出てくる順番で単語をおぼえて
しまったりするので、なるべくいろんな方向から記憶を刺激できるための工夫です。
どうしてもおぼえられないものだけをまとめて単語帳にするのもおすすめ!
また、そうして復習する中で何度やってもおぼえられない単語の単語帳をリングからはずしてまとめ、
どうしてもおぼえられない単語帳として集中的に復習するというようなこともしてました。
ようは、単語帳も順番どおりにやるだけが方法ではないということですね。
大事なのは、おぼえた単語を必要なときにいつでも自由自在に取り出せるということなので、
最初に書いた順番にこだわるよりは、あえて並びを変えてみる方が脳には刺激に
なるわけです。
と、いうのがわたしの単語帳の実際のつかい方でした。
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<めぐぺ。の単語帳のつかい方まとめ>
- 単語帳には問題集を解く中で重要だと感じた単語、それ以外でも気になった単語も書く。
- すでにつくった単語帳を復習しながら、次の単語帳もつくりながら復習する。
➔最後のページまでつくり終わってからではなく、つくりながら!
- ある程度の回数復習したら、順番を入れ替えたり、期間をあけたり工夫する。
➔ある程度の回数がどのくらいかわからないという人は、あらかじめ回数を決めておくのもおすすめです。
たとえば5回、10回など。多すぎるとストレスになる人は自分が楽にできそうな回数からでOK!
- どうしてもおぼえられない単語の単語帳をリングからはずして、おぼえられない単語集にまとめる。
➔おぼえられない単語だけを集中して復習&強化。
➔単語ノートについてはリングからはずすというのはできないので順番を変えたり、期間をあけたりで対応。
- 全体的にじゅうぶん復習したあとは、数週間や数ヶ月間をあけてから再度復習するをくり返す。
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などです。
参考にできそうな点はあったでしょうか?
脳の働きを利用する方法とは?
ここからは、もうすでに何度も紹介している脳のはたらきを使った方法です。
なにかをおぼえようとするときはまず、海馬で短期の記憶として残され、そこから何度も
復習することで、長期記憶になるんでしたよね。
その長期記憶にするために有効な方法が、脳の「思い出そう」とする能力を使う方法です。
脳は、ずっとおなじ情報をいつも思い出すよりも、少し間をあけて完全に忘れる前に
思い出そうとするのが効果的だといいます。
たとえば、あたらしい単語をおぼえたのが昼間だったとしたら、夜に1回復習、次は翌日、
3日後、7日後、2週間後、、、というように少しずつ間をあけていくようにします。
このとき、夜、翌日の復習でおぼえられなかった単語についてはおぼえられるまで復習する
というワンクッションが入りますが、これはおぼえたものを思い出そうとするするのが有効
だからなんですね。
おぼえてないものはいくら思い出そうとしても思い出せませんから。
これが、回数だけにたよった練習はあまり効果を期待できない理由かもしれません。
おなじ回数やってもおぼえている単語もあれば、まだまだ定着していないものもあるのは
自然なことです。
また、単語をおぼえるまでに必要な回数は人によって違います。
という点で考えると、おなじ回数してもおぼえられない単語だけをまとめたて集中して練習する
というのもよさそうですよね。
まとめ
以上、今回は単語帳のつかい方についてまとめてみました。
過去の記事と重複する部分もあったかもしれませんが、あらためて普段自分がしていることを
見直してみたので、普段単語帳つくりに悩むことが多いという人にも参考になればうれしいです。
わたしの単語帳づくりやつかい方については、多少マニアックな部分があるのも否定できません(笑)
でも、大切なことは誰かとくらべてすごいもの(単語帳)をつくっているかよりも、
自分が興味のある単語かどうか?つくる過程自体を楽しめているかどうか?
だと思っています。
もちろん、わたしがつくってきた単語帳の中にも試験で出るからおぼえなきゃ!というものも
ありました。
が、それはそれで「知っていればある種お得な単語!」ではあるのでおもしろがっておぼえました。
↑ココ重要!
実際、知っていることでTOEICもハイスコアを取ることができたし、おぼえても無駄ではなかった
んですよね。
それ以外の単語でも、ほかの人にとっては「そんなの必要?」に思えるかもしれない単語も
海外ドラマや映画で耳にしたりすることもあるし、知れば知るほどわかることが増える!のが
ただただ楽しくてやっています。
もしかすると単語帳をつくることに挫折してしまうのは、単語帳は一度つくり出したら
紙が終わるまで続けなきゃいけない!というプレッシャーがあるからかもしれませんが、
書きたい単語がないならいったん途中で終わってしまうのもありですよ。
書いたところまでを復習しておけばいいし、また書きたくなったら続きを書けばいいんです。
なんでも自分の楽しめるように都合よく調節しちゃいましょう!
あなたの単語帳づくりが、ラクーで楽しいものになることをいのっています!
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<濱崎潤之輔さん公認!>