「英語を勉強したらもっといい仕事ができる!」と鼻息が荒くなっているあなたへ
あなたも、「英語を勉強したらもっといい仕事ができるような気が」しますか?
こんにちは!
大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。
このブログでは、英語の勉強のことやそれ以外のことについても紹介しています。
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#339 つい言ってしまうけど実は通じない「和製英語」!〜なりきり英語のススメ☆ライブ Vol.36
(Wi-Fiの状況により、画像が見にくいところがあります。ご了承ください。)
朝から楽しい妄想をし過ぎて楽しくなってしまい、肘をテーブルにぶつけて流血しました
(妄想する時は安全に気をつけましょう!)
さて、日々英語の勉強についてなにがしか発信しているわけですが、
周りに英語の話をした時にときどきあるのが、
「英語を勉強したらもっといい仕事ができるような気がするんですよ!」
とちょっと鼻息が荒くなっているパターン
「もっといい」とは、仕事内容がいい、お給料がいい、職場環境がいい、
ということですね。
今の環境は期待したものではないから、英語でも(英語さえ)勉強すれば変わるんじゃないか?
というようなお話です。

気持ちはわかります。
私もそんな時期がありましたから。
特にUSCPA(米国公認会計士)の資格を取ろうと勉強していた時は、
そういう気持ちが強かったような気がします。
普通に英語ができるだけじゃダメなんだ。だったら、専門知識をつけたら違うかも?
という、三段論法。
当時は、期待したように英語を使える環境じゃなかったり、
今でいうところのパワハラも横行していて精神的ダメージもかなり強かったので、
どうにかそこから抜け出したい!という気持ちが強かったんですよね。
結果、どうだったか?
ただ英文会計の計算作業が楽しい!だけの会計未経験者でしたが、
集中的に勉強したのが功を奏して、資格試験は2年目には全科目合格
できたのですが、なかなか資格を生かせる場所は見つけられず、、、
というか、本当に会計士の仕事がしたいんだろうか?
と悩むようになってしまったんです

「海外で活躍したい!」という気持ちも強かったので、
いろいろ探しまくった結果、幸いにもアメリカの四大会計事務所のひとつのパートナーの方に面接
していただいたこともあったのですが、その先の自分の姿がまったく想像できなくて。
「将来どうなりたい?」と言われた言葉で思考ストップ!
しちゃったんですよ。
だったら、会計士と一緒に仕事をする会社の経理の立場で経験を積んでみる?
と外資系企業の経理担当者の仕事についてみたりしたんですが、
他の人の経費精算の処理に追われる日々になんだか違和感を覚えるようになり、、、
「あれ、これって私がしたかったこと?」というのが段々強くなってきて、
数年はふんばってみたものの、結局やめました。
なにが言いたいかというと、
「〇〇をやればなんとか!」と強迫観念で選んだことって長続きしないかもよ〜
ということです。
(私が失敗したからみんなが同じようになる、というわけではありません。)
最初は、目新しいところに行って「変わった!」と感じられても、
しばらくしてその環境に慣れてくると、「あれ、なんか違うかも、、、」となる可能性がある、
ということです。
実際私も、少なからず念願かなって「外資系企業」の「経理業務」だったはずなんですが、
「英語が使える!」「勉強した知識が活かせる!」
ということの前に、
会社の人間関係とか業務形態などなどの絡みもあって仕事が嫌になってしまったんです。
ひとつ嫌になると、嫌なことはふたつ、みっつと増えていき、、、
そもそもひとりで全部抱え込むタイプだったこともあって、しんどくなってしまったんですよね。
気づけば、会社の中でも孤立しておりました

ようは、「それ(資格取得)をすることによって将来どうなりたいのか?」
はまったく見えておらず、目の前の現実を変えることだけにフォーカスしていたので、
いざ現実が変わったらその先のことがわからなくなってしまったんですよね。
私が、目先だけではなくてその先の目標を決めることが大事!と言っているのは
そのためです。
(イタイ経験いっぱいあるもんで)

この数年、「英語楽しい!」という人がひとりでも増えればいいな、
という想いでちまちま活動してきたのですが、
現実逃避のために英語を学ぼうというのはあまりおススメしません。
英語に触れている時が一番の癒やし♡(=現実逃避)というのであれば、
大いに現実逃避してください。
でも、英語を身につければ今の現状から抜け出せる、という設定だと、
思ったように英語が身につけられないとそれはそれでまたツラくなってしまいます。
もしくは、英語ができるようになったのに思ったようにできない、、、となることだって
ありえます。
そうなった時、「今度はあれをやれば、、、」となるのか?ということなんですね。
私も、同じようなぐるぐるにおちいっていたことがありますが、
ツラい現実だけに「うぉーーーーー!」となってる時は、しなくていい選択をしてしまいがち、
ということがわかってから、「うぉーーーー!」となりかけた時(なんとかしなければ!となった時)
は、一旦まったく別のことを考えるようにしています。
自分に「どう、どう」としてあげるってことなんですが、
私もどんなに英語ができるようになっても「自分に自信がない」できてしまったので、
「うまくいってない」と思った時はあせってしまうんですよね。
なんとかしなければ!とあせって突っ走ったときほど、変な選択をしてしまったりします。
でも、そんな時こそ自分が好きなことをするのがいいのでは、と思います。

絵を描くことでも、写真を撮るのでも、旅に出るのでも構いませんが、
自分が一番リラックスできることをするのが一番。
そうした中で、「やっぱり英語やりたいな」ということであれば、
しっかり英語の勉強に取り組むといいと思います。
その方が、勉強すること自体も楽しめるし、ほかの可能性だって見えてくるかもしれません。
(とにかくあせりは禁物です)
「英語を勉強したらもっといい仕事ができるような気がするんですよ!」
という言葉を聞きながら、せっかく英語を勉強するなら「苦しい勉強」よりも
「楽しい勉強」をしてほしい、と思っていた私でした。
あなたもぜひ、「楽しい勉強」をしてくださいね!
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