間違った発音の「プロ」にならないための練習法
あなたは、間違った方法のプロになっていませんか?
おはようございます!
大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。
このブログでは、英語の勉強のことやそれ以外のことについても紹介しています。
Follow 西澤めぐ公式ブログ on WordPress.comさて、今朝は以前にも話題にしていた母の発音練習の続き。
母があらためて英語の勉強をするにあたっておこなっている、発音練習やり直しについては
こちらの記事にも書いています。
英語の発音が苦手な人におすすめ!母でもわかる!フォニックスを学べる動画
昨日もまたお気に入りの動画で発音練習をしている、というので練習の様子を見ていた
のですが、なぜだか私がいると発音するのをやめてしまいます(笑)
ちなみに、昨日観ていたのがこちら。
普段の会話でもよく使われるit と that の使い方の違いについて紹介されています。
かわいいイラストと、日々成長中の子どもたちの声にすっかりハマってしまっている
おり(確かにかわいい!)、毎回あれこれ楽しそうに観ています。
せっかくなので、「発音してみて!」と動画に出てくる英文のひとつを練習してもらいました。
それが、 How was the trip to Japan? – It was awesome!
動画の中盤以降に出てくる文章です(詳しくは動画をチェック!)。
私がHow was the trip to Japan?の質問をして、母が It was awesome!と答える形
だったのですが、実際に言ってもらうと、イト ワズ オーサム!となり、、、
め「え?なんでカタカナ?練習してたんじゃないの?」
母「朝から何度もしてましたけど、、、」
め「!!?(マジか、、、)」
バスケの神様マイケル・ジョーダンも言っていましたが、いくら練習していても、
間違った方法で練習していたら、間違った方法のプロになってしまいます。
英語の発音も間違った方法で練習していたら、間違ったまま覚えてしまいます。
あくまでも、練習するのは正しく発音できるようにするためであって、
「練習すること」が目標ではありません。
が、多くの場合、「やっている」ことで満足してしまって、それが「正しい方法かどうか」
までは意識していなかったりします。
![](https://i2.wp.com/nishizawameg.com/wp-content/uploads/2019/05/078034a1930c5f2201334d2a27d6f024.jpeg?resize=350%2C263&ssl=1)
もちろん、思っているだけでやらないよりも、実際にやってみることは重要なのですが、
その時、正しい方法でできているかどうか?というのも大切な視点なんですね。
私も自分が知らないことをする時は、「やる」ということだけに意識が集中してしまう傾向が
あるので、ときどき俯瞰して見るようにしています。
で、今回の母の発音。
何度言っても、It was awesome. が イト ワズとカタカナ読み&ちょっと早口、
awesomeがなぜか or とアール音が入るのと、some が thumb とth音になっていて、、、
本人の話を聴くと、「どうしても昔習ったカタカナ音が抜けない」ということなのですが、
身についてしまった間違った発音を直すためには、それ以上に正しい発音を聴いて練習する
ことが必要です。
実際にそのくらいの回数の練習をしたか?というと、そこまではしていない、、、
そこで、まずは正しい発音の感覚を知ってもらうために、It was それぞれの発音も含め、
awesomeもaweとsomeにわけて発音の練習してもらうことにしました。
awesomeの発音記号は、 ˈɔːsəmや ˈȯ-səmとありますが、R音も入っていないし、
thもありませんよね?
どうしてもクセで間違った発音をしてしまう場合は、意識的に正すことが必要。
母にも、ついorになってしまったり、thumbになってしまったりするのを、
「今Rになっているよ」「thじゃないよ」と何度も伝えながら、自分が発した音が
どんな音になっているか?を意識するように促し、そうして正しい発音になっていたら、
それを反復して感覚を覚えるまで練習するというのを何度かくり返してもらいました。
この練習を何度かしているうち、母が「こんなに練習してなかったわ」と言っていました。
「上手になるには、このくらいやらないとなんだね」とも。
そうです。
何回か言っただけ、では、よほど印象的な言葉でもなければ記憶には残りません。
自然にできるようになるには、自然に出てくるまで身体にたたき込むしかないんですね。
普段は忘れていますが、私たちがあたりまえのように日本語を話せるのも、
日々の生活や学校で嫌というほどやってきたからですよね?
昨日なにかの番組で、ブルース・リーになりたい!と言っていた5歳の男の子は
9歳になった現在、朝5時からランニングからはじまり、筋トレなどなどひたすらブルース・リーに
なるべくトレーニングの日々を送っている、、、というのをやっていました。
彼はすでに海外の映画にも出演を果たしたそうで、今後どうなるのか?に注目が
集まっていますが、若干9歳の子供ですらなりたい自分の姿を明確にイメージして
日々トレーニングをしている。
すごい!と言ったらそれまでですが、やはり目標を達成するためにすべきことは、
すべてのことに共通しているんだな、とあらためて感じていました。
確かに、母の言うように年齢的なハンデなどもあるのかもしれませんが、
それを理由にしてやらないでいたら、一向にできるようにはならないし、
できることもできないままになってしまいます。
年を重ねた分、より効率的に正しい方法を見つける方法や知識はあるでしょうし、
もしなければ、今なら簡単に調べられますよね?
過去の失敗を理由に、「できない」を決めてしまうのはもったいないし、
つまらないもの。
せっかくやるのであれば、「やっているかどうか」の自己満足だけでなく、
「やった!」➔「正しく発音できるし、しかも使える!」になってほしいと子供心に
思っています。
まとめ
以上、今朝は母の発音練習の話【続編】でした。
母のことを話題にすると、「あなたとお母さんの違いを探しても、、、」という
コメントをいただくこともありますが、意外と同じような状況になっている人も多い
のではないか?と思ったので、紹介しました。
なかなか上手に発音できない、という人は、間違った発音で覚えてしまっている場合も
あるかもしれません。
もし、自分の発音がうまくできているか気になった時は、
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- 辞書で発音記号やアクセントの位置を確認する
- 辞書の音声を聴いてみる(あれば)
- 実際に発音してみる
- なんか違う?と思った時は、単語を音に分解して練習する
- 時にスマホなどの録音機能を使って録音して、自分の発音を確認する
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などをしてみるといいと思います。
間違った発音を覚えてしまうと、母のようになかなか直らないという可能性もあるので、
なるべく早いうちに正しい情報を身につけることをオススメします。
先に発音をマスターしてしまえば、語学の勉強はグッと楽になるという話も聞くので、
きちんとトレーニングしておいて損はないでしょう。
気になった人は、チェックしてみてくださいね!
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2019年5月8日(水)19:00〜
この記事へのコメント
こんにちは。今回のブログのお話は共感できることばかりでしたよ。私もついこの間自分の発音を聞かれる?場面がありまして、弱形の音をはっきり読みすぎと言う指摘を受けました。自分では出来てるつもりでもフィードバックもらえると気づくことって多いですよね。めぐぺ。さんのお母さん羨ましいです!
現在、録音機能を使い繰り返し練習中なので、今回のブログは私的に旬な話題だったので、思わずコメントしてしまいました。
めぐぺ。さんの配信されている情報はためになります!これからもよろしくおねがいします!
松岡さん、こんにちは!
いつもありがとうございます。
私のブログが松岡さんのお役に立てたのなら嬉しいです!
そうですね、ひとりで発音練習しているとどうしても自分よがりになってしまう
ところがあるかもしれませんね。
私もひとりで練習する時間が長かったのですが、ただ知っている単語を言い放つのではなく、
きちんと相手に伝わる発音をしたいと思っていたので、いろんな方法を試しました。
録音して練習する時、元の音源と比べてみて同じようにできているか?確認していますか?
できていないものについては、単語のスペルを確認しながら聴いてみるのもいいです。
ちょっとめんどくさいこともあるかもしれませんが、自分のベースができるまでは
しっかりつき合ってあげてください^^
松岡さんの勉強時間が楽しいものになりますように!!!
また何か発見があれば教えてくださいね!