自分が言いたいことを英語で正しく伝えるために


あなたは、街中で誤用されている英文が気になることはありますか?

こんにちは!

大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。

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#361 英語の名言で超速音読プレイバック!【PART3】

昨日は、ひさしぶりに顔見知りのカフェへ。

1、2時間、お店のスタッフさんと話したあと、そろそろ閉店時間になったので

帰ろうかとしたところ、お店の壁に貼ってある案内が目にとまりました。

お店の紹介文が英訳されたものだったのですが、文法が間違っていたんですね。

見て見ぬふり、、、もできなくはなかったのですが、いくつかミスがあったので

一応伝えることにしました。

せっかく作っているのに、文法が違っているせいで相手に正しく伝わらないのは

しのびない、と感じたんですよね。

たとえば、この英文の間違いがわかるでしょうか?

==============================================================

①当店は前払い制となっております。

Our shop is prepaid.

②深煎りコーヒーのみをご提供しております。

Our coffee is only deep roast coffee.

③ひとつひとつハンドドリップでお淹れしているため、お時間がかかります。

It take times because you are brewing coffee in the hand drip.

==============================================================

まず、①当店は前払い制となっております。の場合。

Our shop is prepaid. だと、< is + 過去分詞 (prepaidはprepayの過去分詞)>は

受動態の意味あいとなるので、この文だと「私たちの店は前払いされています。」

となってしまいます。

おそらく、翻訳アプリにそのまま「当店は前払いです」と入力したのかな?

と思いますが、伝えたいのは「お客様に前もって支払っていただいています。」

ということなので、

We ask our customers to pay in advance.

などのように書くことができます。

We ask our customers to pay in advance.

は直訳すると、私たちはお客様に前もって支払っていただくようにお願いしています。

ということです。

We, (店の名前), ask our customers to pay in advance.

というのもできますね。

次に、②深煎りコーヒーのみをご提供しております。の場合。

Our coffee is only deep roast coffee.

「私たちのコーヒーは、深煎りコーヒーだけです。」

となります。

これでもわからないことはないですが、

「当店では深煎りコーヒーのみをご提供しております。」

と伝えたいのであれば、少しことば足らずな気もしますね。

そこで、

We serve only deep roast coffee.

としてみるのはどうか?と提案しました。

つい、

Our shop is や Our coffee is のようにものを主語にしてしまうのは、

日本人がやりがちなくせかもしれませんね。

もしくは、翻訳アプリに入力するときに、「誰が誰に」というところが抜けている

ことも多いので、英訳されたときになんだかよくわからない文になっていることも

多いんです。

We serve only deep roast coffee. のように

Weを主語にすることで提供しているのがお店側となり、英文にも動きが出ますよね。

いきなり言われても、どう表現したらいいかわからないということもあるので、

海外の似たような業種のホームページなどを参考に、英文を作ってみることもおすすめです。

最後の、③ひとつひとつハンドドリップでお淹れしているため、お時間がかかります。

の場合。

It take times because you are brewing coffee in the hand drip.

では、take が It の3人称を受けていません。

時間がかかるということを言いたいのであれば、

It takes、 もしくは It will や It may というような言い方もできますね。

It takes は、つねに時間がかかるという意味あいですが、

It will や It may は、時間がかかる可能性もありますというニュアンス。

また、時間がかかると言いたいときは、timesではなく、time。

times は時代や、かけ算のときに three times などと使います。

ということも考慮すると、最初の部分は It takes time(もしくは It will/may take time)

とできます。

くわえて、後半の because you are brewing coffee in the hand drip.のところでは

コーヒーを入れているのは店の側なのに、you are brewingではお客様が自分で淹れている

ようになってしまいますね。

なので、正しく伝えるのであれば、主語は you ではなくて we となります。

軽く変えるだけなら、

because we are brewing coffee by hand.

などでも言いたいことは伝わるかなと思います。

でも、今現在「淹れている」わけではないので、

because we blew your coffee one by one.

というように、現在形にすることで通常そうであるという意味あいになります。

また、one by one でひとつひとつという意味をプラスすることができますね。

(もちろん、ほかの表現を探ってみるのもアリ!)


以上、今回は身近な英語をチェックしてみたお話でした。

間違いを正されると、なんだか否定されているような気になってしまうかもしれませんが、

そうではありません。

正しい使い方を知ることで、自分の言いたいことをより正確に伝えることができるように

なります。

また、それによって英語への理解も深まります。

ぜひ、「間違いを正された→自分の英語が否定されている」と構えるのではなく、

より正確に自分の言いたいことを伝える方法を学ぶ時間にしてくださいね!

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