意味のわからないものはいくら聴いてもムダ?リスニング力アップの効果的な方法
あなたは、「リスニング力をアップ」するために「とにかく聴いて」いませんか?
おはようございます!
大人の英語の勉強を楽しくしたい!なりきり英語のススメ☆のめぐぺ。です。
このブログでは、英語の勉強のことやそれ以外のことについても紹介しています。
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「とにかく聴く」ではリスニング力はアップできない?
昨日の記事で紹介した、マンガでわかる 最速最短!英語学習マップという本。
その中で、「リスニングが全くできない」ことで悩んでいる人が主人公の漫画がありました。
詳しいシチュエーションなどについては、実際に本をチェックしていただければ
より状況もわかって、身近に感じられるところも多いと思いますが、
解決方法など、自分自身の経験を通して気になったところがありました。
(ネタバレになるかもしれませんが、ご容赦ください)
「リスニングができない」ことがコンプレックスになっている場合、
「とにかく聴けばいいんでしょ」→「留学すればできるようになる!」
と短絡的に考えてしまいがちですが、実はそれだけではできるようにはならない、
ということ。
超速音読のトレーニングについても同じことが言えますが、
内容がわからないものをいくら音読してみたところで、
リスニングができるようにはならないんですね。
なぜなら、聴こえている音と言葉の意味が頭の中でイコールになっていないから。
日本語でもそうですが、自分の耳で聴こえている言葉と、
その言葉が意味することが合致するからこそ、会話として成り立つわけです。
例えば、全く習ったことのない言語を聴いた時。
音としては拾えても、意味がわからないのでなにかの呪文のように聴こえたり
することがありませんか?
英語のリスニングができない時は、まさにそんな状態。
じゃあ、意味のわからない音を理解しようと思った時、あなたならどうしますか?
英語の勉強には「順番」があった?
早口な言葉だったら、ゆっくり聴いてみたり、
正確に聴き取るために書いてみたり、その意味や発音を調べてみたり、
ゆっくりなら聴き取れるようになったら、スピードを早めてみたり、
自分でも声に出して言ってみたりしませんか?
私も、英語学習ビギナーの時は、
書いてある英文が、音声になるとどうなるのか?→読む、聴く
自分が声に出してみたらどうなるのか?聴いた音声と同じように言えているか?→話す
耳で聴こえた音声を正確に捉えられているのか?→書く
を相互にチェックするようにしていました。
これは、誰かに言われたからではなく、
自分が「理解したい!」という気持ちが強かったからでしたが、
自然と読む・書く・聴く・話すの英語学習に必要な4技能をトレーニングすることにもなり、
結果的に、早い段階で英語を聴き取れるようになりました。
本の中でも繰り返し書いてあったのですが、
英語を話せるようになるには、英語力の土台を作ることや、
英語を学ぶ順番も大切なんですね。
英語を話すというのは、インプット・アウトプットで言うとアウトプットの部分。
アウトプットするためには、インプットすることが必要です。
山ほどインプットしていても、いずれアウトプットするものがなくなってしまうのに、
インプットせずにアウトプットしようとしても、正直無理があります。
また、アウトプットすることによって、新たなインプットやアウトプットすることにも
繋がっていきますから、やはり相互作用ということですね。
めぐぺ。おすすめのリスニング力アップの方法!
では、私(めぐぺ。)のリスニング力アップの方法は何か?と言うと、
ディクテーションと超速音読のトレーニングです。
どちらも、私自身、実際にやってみて効果があった方法です。
具体的な方法は、こちらの動画でも紹介しています。
🎥ディクテーショントレーニング
🎥超速音読トレーニング
#272 超速音読の限界スピードがどこまでいけるか記録してみた!
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ディクテーショントレーニング
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ディクテーショントレーニングは、
自分の耳がどのくらい英語の音を正確に聴こえているか?を確認する作業です。
耳で聴いた音を、文字で書いてみることで、単語のスペルの確認や発音の確認もできます。
「多分、これ!」と思って書いた単語が、実際には違う単語だったということもあり、
改めて、耳で聴いたものと目で見ているものを合致させることの重要性を感じます。
私は、答え合わせをして紙が真っ赤になっても(訂正は赤ペンですることが多いので)、
意外と平気です。
解答用紙を見て悔しい気持ちにもなりますが、「次は絶対聴き取ってやるぞ!」という
気持ちになります。
今回の間違いは、そのための過程だと考えているからです。
視聴者の方の中には、自分が間違えたという現実にショックを受けてしまう人も
いらっしゃいますが、そもそも知らないからこそ勉強しているのに、
いちいち傷ついていては元も子もありません。
間違えた時こそ、自分の弱点を知るチャンス!
どこを克服すれば間違いを減らせるのか?をしっかりと汲み取って、
次に生かしましょう。
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超速音読トレーニング
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超速音読のトレーニングは、私が約10年ぶりにTOEICを受験する時に取り入れて、
およそ3週間の集中練習でリスニング満点を取得した方法です。
その後の受験でも、リスニングは満点をキープしています。
昨日の記事でも書いたのですが、超速音読の練習をすると言っても、
全く意味のわからない英文を音読しても意味がありません。
聴いている音と、実際の英文が合致してこそのトレーニングです。
なので、自分の耳に自信がないという人は、
最初は英文を見ながら音声を聴いてみてください。
まずは書いてある英文から、「この単語は、音声になるとこうなる」
というベースを作るところからはじめます。
ある程度聴き慣れてきたら、音声のスピードを早めて、
「ゆっくりだとこう聴こえていた単語が、速くするとこうなる」
という理解をしていきます。
最近では、普通のスピードと高速で収録された音声が最初から付いている問題集や、
好みに合わせて速度を変えられる機能がついたアプリもあるので、
上手に利用するといいでしょう。
ひとつだけではなく、いろいろなパターンで聴いてみることで、
聴こえる範囲も広がります。
書いてある文字を見ながら音声を確認し、
慣れてきたら、今度は文字を見ずに音声が正確に聴こえているかを、
自分の耳で感じてみる。自分でも声に出して言ってみる。
地道な反復練習ですが、実際はこれが1番の近道だったりします。
最近では、私も普通スピードでの練習は飛ばして最初から超速音読の練習をしますが、
ビギナーの時は、しつこいくらい反復練習をしました。
私の場合は、同じトレーニングを100回もしくはそれ以上するのはへっちゃらですが、
人によっては、同じことを何度もするのは「苦」でしかない人もいるかもしれません。
だからこそ、「自分がどうなりたいのか」という目的地をクリアにしておくことが、
トレーニングを続ける上で大切になってくるんですね。
まとめ
以上、今朝は昨日の記事で紹介した本からリスニングトレーニングについて
書いてみました。
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<リスニング力アップに大切なこと>
- 意味のわからないものをいくら聴いてもリスニングはできない
- 耳で聴いたものと、言葉の意味を頭の中で合致させる
- 目で見ているものが、音声になるとどうなるのかを理解する
- 読む、聴く、書く、話すの相互トレーニング
- 「自分はどうなりたいのか」をクリアにする
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結果がすぐに出ないと、
「自分はダメだ」と思ってしまうことがあるかもしれませんが、
結果が出るまでやっていないということも、往々にしてあります。
英語はある意味「ナマモノ」。
時代によって変わっていくのは、日本語と同じです。
2019年こそは英語を勉強しようと思っている方は、
「どうなりたいか?」もクリアにしてみてください。
あいさつができるくらいなのか?
深い話ができるくらいなのか?
という点を見ただけでも、視点が変わって来ませんか?
より具体的に目標を立てるだけでも、できることは変わって来ます。
年末年始の時間があいた時でもいいので、考えてみてくださいね。
そして、気になったことがあれば、
ブログや動画にコメントいただけると嬉しいです!
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<次回ライブ配信予定>
2019年1月3日1月2日(水)19:00〜
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