おはようございます。
めぐぺ。です。
昨日のブログで、
おなじ問題集をくり返し何度も解いていますか?
というご質問について書いたのですが、
加えてよくいただくのが、
「◯◯点からスコアが伸びない」
というコメント。
とくに700点台くらいから伸び悩んでいるという
おはなしをちょくちょく聞きます。
ここで考えてみてほしいことが
- 明確な目標スコアがあるのか?
- 普段の勉強内容を把握しているか?
- 勉強内容を見直ししているか?
の3つです。
明確な目標スコアがあるのか?
自分が最終的に何点取りたいのか、ということ、
意外とあいまいになっていることありませんか?
わたしも以前は「◯◯◯点取ろう!」とは、
あまり考えずに受験。
そこそこのスコア(840点前後)ではありましたが、
何回か受けてみたものの、
どーんとスコアが変わることはありませんでした。
そもそもの受験理由が、
「好きな勉強で何点くらい取れるものなのか?」
という興味本位だったので、まあこんなものかという感じでした。
むかしから、勉強する時は自分がちょっとハードに感じる
くらいのもの(問題集・単語本など)を選ぶようにしていましたが、
10年ぶり?くらいにTOEICを受験することに決めたときは、
990点を目指している人向けの問題集の中から選びました。
その方が意識も上を向くし、
トレーニングの内容も今までどおり「ちょっとハード」になって
ちょうどいいと思ったからです。
なんでもそうですが、
長く続けていくことって「自分が慣れていること」
が多いですよね。
その方が身体も自然と反応するし、
自分自身も「やっている」感を感じられます。
が、
もしも大幅にスコアアップしたい!と思っているときは、
今までとは違うことをして自分に刺激を与えてあげる
必要があります。
その上で大切なのが、
普段の勉強を把握すること、
勉強の内容を見直すこと、
なんです。
普段の勉強を把握すること
たとえば、わたしは先だってTOEICを受験するとき、
そのときの自分が1番「これがよさそう!」と感じた問題集を購入、
準備期間中に何度もくり返し解くということをしていました。
今年について言うと、『TOEIC L&Rテスト 990点攻略』。
(しつこい?)
受験を決めるのが毎回急なので、
準備期間が3週間くらいしかないということが多いのですが、
その短い時間の中で何回リピートできるか?も
テーマだったりします。
金フレも6日で1ラウンドしましたが、
990点攻略も同じくらいの日数で1ラウンド目を終え、
あとは、その日の気分でパートごとの復習をする
というスタイルでした。
昨日の記事でも書いたとおり、
まずは全体的なトレーニングを1本決め、
自分が強化したいところについては別枠でトレーニングします。
スポーツのトレーニングに似ていますね。
具体的には、
========================================================
- 『TOEIC L&Rテスト 990点攻略』→ PART1〜7
- 『新TOEICテスト BEYOND990 超上級問題+プロの極意』→ PART3〜4
- 『TOEIC L&Rテスト 読解 特急 ダブルパッセージ編』→ PART7
- 『TOEICテスト 新形式だけ でる200問』→ PART6〜7
- 『金のフレーズ』→ 語彙力
========================================================
と言った感じ。
10年ぶりにTOEICを受験したときには
『BEYOND990』を主軸にしていましたが、
最近では超速音読のトレーニングに使っています。
ボキャビルは、金フレ以外にWeblioの語彙力診断や、
これまでに作成した単語帳なども使って
瞬発力のトレーニングもしていました。
テストもそうですが、とっさに言われて即返すためには、
普段から意識して練習しておくことが必要ですよね。
このように、
「何のために何をする」というところをクリアにして
トレーニングしたのが、前回の受験でした。
勉強の内容を見直すこと
普段自分が何をしているかはわかっても、
見直すとなるとどうしたらいいものか?と思いますよね。
簡単にできることとしては、
「今までやっていなかったこと」、「できないと思っていたこと」
にチャレンジすることです。
たとえば、
=============================================
・聴く練習はしていたけど、話す練習をしていない
→超速音読
・聴く練習はしていたけど、読む練習をしていない
→リーディング、超速音読
・聴く練習はしていたけど、書く練習はしていない
→ディクテーション
・読む練習はしていたけど、聴く練習はしていない
→超速音読、ディクテーション
・読む練習はしていたけど、話す練習をしていない
→超速音読
・読む練習はしていたけど、書く練習はしていない
→ディクテーション
=============================================
などなど。
どちらかと言うと、
聴く、読むは受動的な動作(インプット)なので、
話す、書くという能動的な動作(アウトプット)を加えることで、
英語の4技能のトレーニングをすることができます。
ただただ問題集を解いているだけ、
というのもインプット過多になるので、
適度に声に出す練習や書く練習をする機会を作るようにすると、
問題集を解く時に変化を感じられるようになりますよ。
まとめ
以上、今朝は昨日に続いて視聴者の方からよくいただくコメント
について書いてみました。
人間の脳は変化を嫌う、そうです。
慣れたところに留まろうとする性質があるんですって!
だから、今までと違うことをしようとすると、
パワーもいるし、気持ちも折れがちになるんですね。
そのことを知らなかったときは、
できない自分はダメなやつだと思ってしまうこともありましたが、
知ってからは、「ああ、そうか。留まろうとしてるんだな」と
わかるようになりました。
この脳が留まろうとしているというときに大切なのが、
明確な目標なんですね。
「いつもおなじところにいる」というときは、
何度もこの目標を思い出して、
今の自分と目標に近づくために何をすべきかを考える
必要があります。
明確な目標スコアがあるのか?→(目標)
普段の勉強内容を把握しているか?→(今の自分)
勉強内容を見直ししているか?→(目標を達成するためにすべきこと)
ということ。
スコアが伸びない、、、と悩んでいるという方はぜひ、
- 明確な目標スコアがあるのか?
- 普段の勉強内容を把握しているか?
- 勉強内容を見直ししているか?
について考えてみてくださいね。
このブログが誰かの学びになると幸いです。
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