おはようございます。
めぐぺ。です。
今朝は、昨日動画にいただいたコメントについて書いてみます。
視聴者の方からご質問いただきました!
コメントの具体的な内容は、TOEICのスコアアップの方法についてのご質問。
「TOEICのスコアが上がりません。どうしたらリーディングのスコアが上がりますか?」
というものでした。
スコアが上がらない時の理由としては、
- 普段あまり英語に触れていない、
- TOEIC対策をしていない、
などいろいろと考えられます。
が、
何度も受験してスコアが上がらない場合は、
自分の弱点を把握していなかったり、弱点に対するトレーニングをしていなかったり、
ということも多いです。
ただやみくもに勉強はしているけど、自分が本当に必要なことをできていないんですね。
また、
スコアはアップしたいけど、「アップ」はしたい気持ちはあるものの、どこを目指しているのか
自分もあまりわかっていないという場合も多いと思います。
今までの何度かご質問をいただいたことがありますが、
みなさん意外と似たようなところで悩んでいたりするんですよね。
「どうしたらスコアアップできるのか?」が悩みの時は
今回は、まずこちらの2つの質問をさせていただきました。
- TOEICのスコアが出た後に来るスコア表の内容はチェックしていますか?
- 自分の点数が取れているところと取れていないところを把握していますか?
みなさんは、いかがでしょうか?
最近は、ネットでスコアを確認できるので、書面までは見ないという人もいるかも
しれません。
わたしも以前はあまり意識していませんでしたが、勉強する時にどこに比重をかけるか
を決めるときの参考情報として、確認するようになりました。
もちろん、あえてスコア表を見なくても自分のスコアが伸びるツボのことがわかっていて、
ひたすら勉強しているだけでスコアが伸びている人もいらっしゃいます。
でも、そうではなくて、勉強しているけどスコアが伸びないという場合は、
どこか別のところにポイントがあることもあります。
「どうすれば伸びるのか?」が悩みになっている時は、
「普段自分が何をしているのか」を見落としていることも多いんです。
今回のご質問では、語彙や文法の問題の正解率は高いのに、
リーディングの最後まで問題が読みきれないということなので、
以前のわたしと同じようなことで悩んでおられるのかな、という気がします。
わたしもしている!おすすめのトレーニング
「わたしも同じことで悩んでいる!」という方におすすめなのは、
- 普段問題を解く時から、本番と同じ時間制限内で解く練習
- 超速音読練習(リスニング対策、返り読み防止)
の2つ。
普段から時間を意識して問題を解く練習をするのは、意識していないと
ついダラダラ英文を読んでしまうからです。
TOEICの試験時間は、2時間しかありません。
リーディングにかけられる時間は、そのうちの75分。
PART7の問題は、54問。
余裕を持って問題を解くためには、普段から同じ状況で問題を解く練習をするのが
効果的です。
次に、超速音読の練習。
目的は、リスニング強化と、ついやりがちな返り読み防止のトレーニングです。
わたしが超速音読のトレーニングをするようになったのは、
ヒロ前田さん、テック加藤さんの『新TOEICテスト BEYOND990 超上級問題+プロの極意』
に出会ってからです。
10年ぶりにTOEICを受験すると決めた時に、なにかいい教材はないかと探した時に見つけました。
おかげで、「10年ぶりの受験」「準備期間も3週間ほど」だったにもかかわらず、
900点突破!
その後も、受験スパンは空いているものの、スコアアップすることができました。
トレーニングする時に意識していることは?
この2つのトレーニングをする時にわたしが心がけているのは、
どちらも自分の限界を意識することです。
本番さながらに制限時間を意識して問題を解く。
英語上級者は、時間さえあれば問題を解くことはできるそうなので、
あと必要なのは、「制限時間内」に解く力をつけることだけ。
トレーニングとはいえ、決めた時間内に問題を解き終えられないのは
正直くやしいですが、どんなにくやしくても制限時間が来たらストップします。
わたしは、直近のトレーニングで問題を解く時は、毎回ストップウォッチで時間を測って、
自分が問題を読むスピードをざっくりでも把握するようにしています。
「なんとなく時間かかってる」よりも、数字で把握する方がスピードアップするにしても
わかりやすいですよね。
超速音読も、自分の限界のスピードで練習します。
くわしい方法は、今までにも動画やブログで紹介したとおりですが、
個人的に感じている効果としては、
・とことん速いスピードで音読することで、英語の音の変化も以前にくらべて
より鮮明に聴き取れるようになった。
・ついやりがちな返り読みの頻度が大幅に減った。
などがあります。
海外ドラマの英語も、今までよりもずっと鮮明に聴こえるような気がします。
ひとつポイントとしては、アメリカ英語に慣れ親しんできたので、
それ以外の英語はときどきわかりにくいことがあるのは事実です。
が、
それでも、他の人からすればおそらくかなりツライ(かもしれない)であろう
トレーニングをした成果は十分感じています。
まとめ
今回は、いただいたご質問をもとにTOEICのスコアアップの方法について
書いてみました。
「どうしたらいいですか?」というご質問の場合、普段の自分のしていることを振り返って
いくと、しなくてはいけないことが実はもうわかっていたりします。
わかっているけど、わかっているということがわかっていないのかもしれませんね。
もし、今自分は「どうしたら、、、?」と思っているという方は、
逆に、自分に足りていないと感じているのは何なのか、書き出してみるのもおすすめです。
まさにそれが、「どうすべきか」の答えだったりしますよ。
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